BIWWEC 2026 (Borneo International Water and Wastewater Exhibition & Convention)参加報告
- Hiroyasu Satoh
- 15 時間前
- 読了時間: 2分
昨年のIWA汚泥管理会議でのご縁から招待を受け、7月中旬、マレーシア・ボルネオ島にあるクチンへ行ってきました。
「クチン」はマレー語でネコを意味するサラワク州の州都で、人口70万人ほどの都市です。今回参加したのは、ここで開催された国際会議「Borneo International Water and Wastewater Exhibition & Convention(BIWWEC)」です。
熱気に満ちた国際会議「BIWWEC」
東南アジアやヨーロッパから約1,500名が参加。オランダやフィンランドの大使、サラワク州首相も登壇するなど、外交的な色彩も強い華やかな会議でした。
会議の主な特徴
参加しやすい雰囲気: フランクなパネルディスカッションや、休憩時に流れる地元のポップミュージック
実践的なテーマ: IoT/AIを活用した省力化、不明水対策、農村部の衛生対策など
未来志向の議論: 資源の制約がある中で、情報技術や地域住民の協力をどう活かすか
大都市の枠組みから一度離れ、地方都市やその周辺地域の課題解決を考えるうえで、非常に適した場所だと実感しました。
2028年 IWAコングレスがクチンで開催決定!
会場で発表された大ニュースが、2028年9月12日〜16日に「IWA世界会議(コングレス)」がここクチンで開催されるということです。人口70万人の都市で1万人規模の会議を開催するのは大きな挑戦ですが、豊かな天然資源と豊富な観光資源を活かした、非常に魅力的なイベントになりそうです。
クチンの街と「森の人」オランウータン
滞在中の街の様子も少しご紹介します。
街と食: ネコのモニュメントがあちこちに(本物のネコは少なめ)。料理は基本的に辛くなく、とても美味しいです!
オランウータンとの出会い: 会議の最後に「森の人」に会いに保護区へ。30歳ほどの立派なオスのオランウータンが、森から出てきて見学者を迎えてくれました。今後のサラワク州の発展と、彼らとの平和な共存を継続することの大切さを強く感じさせられる体験となりました。
研究の話は...
管路内浄化技術の可能性と現在の研究開発の状況について、情報共有してきました。こちらに発表したパワポをつけます。幸い興味を持ってくださった方も多かったです。
また、クチンの下水関連の施設も見てきました。下水道はサラワク州では都市単位ではなく州として管理しているとのこと。Sewerage Services Department Sarawakが担当です。活性汚泥法+安定化池という方式で、汚泥は脱水して埋め立てているとのこと。合流式ではなく分流式で、市の中心部から整備を進めているとのこと。ただし、各建物との接続方式は、日本でいう分流式とは少し違いそうです。



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